自律神経測定システムを活用したプロジェクト
Biocom Technologies社の自律神経測定システムは世界中で使用され、
様々なプロジェクトで活躍しています。
今回はその活用事例をご紹介します。
火星への有人宇宙飛行(MARS‐500プロジェクト、2009-2011)に関する地上実験
まずは、火星への有人宇宙飛行(MARS‐500プロジェクト、2009-2011)に関する地上実験が挙げられます。
このプロジェクトでは、乗組員の健康評価や管理システムを含む生命維持サポートに関する様々な生物医学的テクノロジーがテストされました。
その中には、Biocom Technologies社の自律神経測定システムも使用されました。
このプロジェクトは500日間行われ、特別に選ばれた6人の被験者が火星までの飛行条件を模した隔離された気圧チェンバーに入れられ、実験が行われました。
PTSD治療の為のバイオフィードバックとニューロフィードバックの進歩
次に、PTSD治療のためのバイオフィードバックとニューロフィードバックの進歩が挙げられます。
East Carolina大学と米海兵隊負傷兵大隊イーストの共同で実施された最適パフォーマンス訓練の一環として、
自律神経測定システムが活用されました。
戦争負傷兵の中にはPTSDに陥る人も多く、その原因に自律神経の状態の悪化が関係しているとされています。
教育により子供たちの感情的レベル(EQ)を高める(エクスプレス プロジェクト)
最後に、教育により子供たちの感情的知識(EQ)を高めるためのプロジェクトで自律神経測定システムが使用されました。
イギリスのサザンプトン市教育委員会によるプロジェクトでは、市内の87校の学生を対象に、感情的知識を高めるための取り組みが行われました。
これらの事例からも分かるように、自律神経測定システムは様々な領域で活用され、その効果が実証されています。
日本国内でも、商品開発や大学の研究などで積極的に活用されていることが報告されています。