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自律神経失調症について【その3】-4タイプの自律神経失調症

自律神経失調症は、その症状や原因によって4つのタイプに分類されます。 今回は自律神経失調症の4つのタイプの各特徴についてご紹介します!  

本態性型自律神経失調症

生まれつき自律神経の働きが弱くバランスを崩しやすいタイプです。 特に、低血圧や虚弱体質、体力不足の人々に多くみられます。

神経症型自律神経失調症

心理的要因が主な原因であり、自分の身体の不調に敏感な人々によく見られます。 日常的なストレスによって身体的な症状を引き起こしやすくなります。 なお、身体的な不調が多くみられる場合には神経症ではなく自律神経失調症と診断されます。

心身症型自律神経失調症

日常的なストレスが原因となるタイプです。 感情や疲労などのストレスを抑えようとする傾向があり、 自律神経失調症の人の約半数がこのタイプに該当します。 症状の種類や重さは個々に異なります。

抑うつ型自律神経失調症

慢性的なストレスによるうつ状態によって引き起こされるタイプです。 抑うつ気分が身体の症状に隠れ、うつ病の適切な治療が行われない可能性があります。

まとめ

これらの分類はあくまでも目安でしかないため、症状に気づいたら病院に行き、 早期の診断と適切な治療を受けることが大事です。 次回は自律神経失調症の主な症状についてご紹介します! また、自律神経失調症については 一般社団法人日本臨床内科医会の冊子でも詳しく紹介されています。

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