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深い呼吸が自律神経を整える

緊張状態にある時、心を鎮めるために深呼吸が効果的であることはよく知られています。
なぜ、呼吸を深くすると自律神経のバランス調整できるのでしょうか。

自律神経は無意識で、身体機能を健全に保つために働いています。
胃や腸、あるいは心臓が休みなく動いているのも自律神経が機能しているためです。

自律神経は交感神経と副交感神経という相反する働きの二つの神経から成り立っています。交感神経は活動・緊張・ストレスといった状態にある時、とくに昼間に優位になります。
一方、副交感神経は休息やリラックス状態にある時、とくに夜間や睡眠中に優位になります。
自律神経のコントロールは無意識のうちに行われていますが、
交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、どちらか一方だけが優位な状態が長く続くと、
倦怠感や不眠、動悸や頭痛、不整脈、食欲低下といったさまざまな不調が生じ、
昂じると自律神経失調症と診断されます。

この自律神経の交感神経と副交感神経をバランスをとることが健康のカギといえますが、そのためには、日頃からストレスや疲労を溜めない、昼夜逆転の生活をしないことを心がけることが大切です。

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